縄文時代の人にみられる外見と性格の特徴は?

少し昔の日本では、イケメンの顔の特徴を、しょうゆ顔やソース顔、塩顔といった顔の濃さで区分する表現が多用されていました。

海外の人たちからは、一般的な日本人の顔はのっぺりした平坦な顔立ちの印象が保たれていますが、同じ日本人同士の認識では、彫りの深さや二重まぶたなど、それぞれに特徴があります。

同じ日本人でも、そもそも先祖にあたる縄文時代や弥生時代に、南方から渡って来た人や、西方の大陸や北から来た人もいて、それぞれの祖先に違いがあると考えられます。

日本人の直接の祖先といわれる縄文時代や弥生時代の人々の外見の特徴や性格の違いなどを紹介します。

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縄文時代と弥生時代の人の外見の違いには?

現在の日本人の直接の祖先といわれる縄文時代の人たちの顔は今とは違い、彫りが深く、二重まぶた、眉やヒゲが濃いといった特徴がある「濃い顔」だったといわれています。

縄文時代の後半に大陸から伝えられた稲作文化と共に日本列島へと渡った多くの人たちとの交わりから、面長でのっぺりとした顔の傾向へと変化しています。

日本列島にもともといた日本人と南方系から渡って来た人たちで構成された縄文時代の人たちの特徴は、背が低く、ほっそりとした体型で、前述のような濃い顔で、血液型はO型が多かったとされます。

一方の弥生時代の人々は、北方から渡って来た人が多く、背が高くてずんぐりとした体型で、前述のようなのっぺりとした顔の特徴があり、血液型はA型が多かったとされます。

縄文時代と弥生時代の人々の骨などからわかる特徴

縄文時代と弥生時代の人の顔つきの特徴は、前述のように、ソース顔としょうゆ顔といった違いが推定され、日本列島へと渡って来た場所の違いが影響しています。

また、遺跡から発見されたそれぞれの時代の人たちの頭蓋骨からは、上顎と下顎の歯の噛み合わせの違いが見られ、縄文時代の人の上下の歯が毛抜きのようにかみ合っていることが判明していて、弥生時代以降の人の歯が上顎が前に出てハサミのようにかみ合っているのとは違います。

しかも、狩猟採集を行っていた縄文時代では失敗を寛容に受け入れる必要があり、それを許容できるO型の血液型が多い特徴があり、稲作を主に行った弥生時代には失敗を冷静に分析する繊細さを持つA型の血液型が多い特徴があります。

縄文時代の人々にみられる特徴は?

日本人の直接の祖先といわれる縄文時代の人々は、大陸と陸続きだったため、南方から流入した人が多かったと考えられ、時代が移るとともに西方や北方からも人が流入しています。

そのため、南方から流入した人の影響を受けた縄文時代の人々には、現在とは違う彫りの深い、二重まぶた、ひげや眉が濃いといった「濃い顔」の特徴がみられます。

現在の日本人の顔に行くつかのタイプが存在するのも、縄文時代や弥生時代に流入した祖先のルーツが、複数存在していることに起因しています。

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